冬の身体はけっこう乾いています。
上手な水分補給が大切になります。
冬は寒いのであまり汗をかきません。しかし排泄や空気の乾燥により、皮膚からの蒸発も多くなり毎日一定量の水分が体から失われます。
夏場と違い汗もかかずのども乾きづらいため水分補給を怠りがちになります。
★水分不足の影響
〇頭痛、集中力の低下
〇胃もたれ、食欲不振
〇からだが重い、足がつる
〇疲れやすい、元気が出ない
水は体内の細胞のすべてに存在しています。細胞内の水分が足りなくなるとあらゆるところに不具合が生じ、上記のように脳や筋肉、内臓など様々な影響が出てきます。
★脱水の判断基準
〇のどが渇く、口の中がカラカラ
〇尿の色が濃い、便秘が悪化
〇足、スネのむくみ、靴下の跡がくっきり残る
もうひとつわかりやすい判断方法として「経口補水液を飲む」方法があります。
経口補水液は体液の濃度に近いため飲んでも刺激がなくあまりおいしくありません。
しかし「脱水」しているとこれがおいしく感じます。
これ以外にも、飲酒後や入浴後も脱水になりやすいのでご注意ください。
脱水が進むと血液中の水分が減り、血液の濃度がまします。
健康な方でも、一時的に血液の濃度が上がり、血栓が出来やすくなり脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まってしまいます。
水分補給のコツ 水かノンカフェイン:水分補給は水かノンカフェインのお茶、麦茶などをおススメします。 カフェインは排尿を促進します。水や麦茶などのノンカフェイン飲料で水分補給をしてください。カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、エナジードリンクなどに含まれています。
1日1,5~2ℓ:1度に大量の水分を取るとか身体に負担が掛かります。 1日かけて少しづつ水分補給してください。 こまめな水分補給を:水分を取ることでのどがしばらく潤います。また水を飲むと、うがいと同様の効果もあります。15分から30分毎に水分補給することをおススメします。 加湿器を使う:室内の湿度を快適な状態に保ち、肌からの水分蒸発を防ぎます。 3食しっかり食べる:食事からも水分を摂取しています。食事からの水分摂取も重要な水分補給です。特に朝食はしっかりと取りましょう。 運動や入浴前にコップ一杯の水:水分は体に吸収されるまでに2、30分かかります。 事前に水分補給することで体への負担を減らせます。 |