夏の疲れ
「体が重い」
「疲れがなかなか抜けない」
「夏風邪をひいた」
「食欲が出ない、ご飯が美味しくない」
「体がむくむ」
こんな症状はありませんか?
実はこれ、夏の疲れが原因かもしれません。
夏の疲れとは、高温多湿の環境に置かれたことによる体に受けたストレスのことです。
今年の夏は(令和元年)は、長雨が続き晴れ間がなく、肌寒い位の日が続いていました。
8月はうって変わって猛暑の日々。
7月の涼しさに慣らされた体にはかなり過酷な日々でした。
例年以上に夏の暑さに見舞われ、体には相当なストレスがかかっているはずです。
夏の疲れとはこの暑さや湿気からくるストレスのことです。
体は強いストレスにさらされると、体を守るために一時的に免疫力を向上させます。
これによってストレスから体を守っているのですが、気温が下がり過ごしやすくなると心も体もほっとして、この一時的に上がった免疫力が下がってしまいます。
この時体力が低下していたり、体が疲れすぎたりしていると、本来心地よいはずの快適な環境になった時どっと疲れが出てしまいます。
皆さんにも経験は無いでしょうか。
仕事が忙しい最中は案外頑張れるのですが、仕事が一段落したら途端に風邪をひいてしまうことなどなかったでしょうか。
これと同じことが、この時期には起こることがあります。
実際にこの時期は、いつも以上に体のだるさが抜けない、とても疲れやすいなどの症状の方が増えてきます。
この疲れに対する対処法をいくつか挙げてみます。
1つ目は、体力を回復すること。
元気な人や真面目な人、頑張り屋の人などはつい運動して体を鍛えようとします。
しかし疲れきった体で体を鍛えたりするとより体力が奪われ体調を悪くすることになります。
体力を回復するにはまずは良い睡眠をしっかりとることでが大事になります。
2つ目は栄養をしっかりと取ること。
夏場は暑くて食欲が落ちがちです。
そのためさっぱりしたものや簡単に食べられるものばかりに偏り、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足しがちになります。
特に食べた栄養をエネルギーに変えるビタミンB群の摂取が重要です。
主要な栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質をエネルギーに変えるためにはビタミンB群はどうしても必要となるのです。
ビタミンB群が足りなくなると、疲れやすくなり体の不調の原因となってしまいます。
これらを多く含む食品としては、豚肉、レバー、ナッツ類などがあります。
3つ目は水分代謝を良くすること。
氷や冷たいものなど水分を多く取り過ぎてしまったり、クーラーの効いた部屋に1日中いたりして体がむくんでしまうことがあります。
また炭水化物の取りすぎも、体がむくんでしまう原因となります。
体がむくむとだるくなったり、足がつったりと様々な不快な症状が現れます。
水分代謝を良くするには、まずは汗をかくことです。
お風呂や運動で気持ちよく汗をかきましょう。
暑いときはシャワーで済ませてしまいがちですが、湯船にしっかり浸ってください。
なぜなら、シャワーは体の表面は温めますが、体の芯までは温まりません。
この時お風呂の温度は少しぬるめにして長くゆっくりお湯につかることが大事です。
熱いお湯だと、心臓に負担がかかりのぼせてしまうので注意が必要です。
運動は激しく行う必要ありませんが、少し汗をかく程度の強度が必要です。
ウォーキングや体操でも充分効果があります。
好きなスポーツがある方は、無理をしない程度に楽しんで運動してください。
以上のことを少し行うだけでも結構体は楽になります。
是非、お試しください。
以上の事を、色々試していただいた後に、どうしても「だるさが抜けない」
「疲れやすい」「食欲がわかない」などの状況が続くようでしたら
当院の指圧、整体の施術を受けられることをオススメいたします。
今村指圧整体療院 院長 今村幸弘