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ギックリ腰になってしまったら

ギックリ腰になってしまったら。

 

〇ギックリ腰はケガだと認識してください。

 

多くの場合ギックリ腰は腰の筋肉の筋断裂や傷害による状態であり、

48時間の間は傷口がくっつかずに痛みが残ることが多いことを理解してください。

以下にギックリ腰に対する注意点を詳細に説明します。

 

①痛いことは避ける、痛みを確かめないこと

ギックリ腰の痛みは強く、かなりの苦痛と不便さを感じます。

その痛みの状態を知るために。あえて体を動かして痛みの状態を確かめたくなります。

(体をひねる、曲げる、ストレッチ、痛いところを押すなど)

この痛みを確かめる行為は傷を悪化させる可能性があるため、絶対に避けてください。

無理な動作や負荷をかけると、腰の傷が開いて症状が悪化し、回復に時間がかかる可能性があります。

 

→安静にすることが重要です。

 

 

②痛くない姿勢、格好をすること

痛いときは無理に正しい姿勢を維持する必要はありません。

どんなに変な恰好してもOKです。

(体をひねる、丸める、足を組む、ずっと座っている、ずっと立っている、横になっているなど)

 

その時々で自分にとって一番楽な姿勢をとることで、体に負担をかけずに済みます。

体を曲げたりねじったりすると痛い場合は、そのような動作を避けてください。

立ったり歩いたりすると痛くない場合は、痛くない程度に動くようにしてください。

 

→「痛くない」を最優先にしてください。

 

 

③飲酒、入浴、運動を避けること

 

ギックリ腰はケガをしている状態であり、全身の血行が良くなるような活動を行うと傷口が開いて悪化する可能性があります。(打ち身やねんざの時と同様)

→発症後の3日間程度は飲酒や入浴は避け、シャワーで済ませるようにしてください

 

 

④朝はゆっくりとすること

ギックリ腰の特徴として、「朝起きた時に痛みが強くなる」ということがあります。

朝は体温が低下しているため、体が硬くなり痛みが増すことがあります。

朝起きたときに強い痛みを感じても焦らず、慌てないでください。

→まずは布団の中でゆっくりと体をほぐすようにしましょう。

→時間をかけてゆっくりと起き上がってください、

→暖かい飲み物や朝食をとることで体を温めてください。だんだんと痛みが和らいできます。

 

大体の場合ギックリ腰は腰のケガなので、しっかりと休息をとり、無理な動作や負荷を避けることが大切です。

早期のケガの認識と適切な対処が回復を早める要因となります。

 

改善が見られない方の中には病院の診断で亀裂骨折、圧迫骨折と診断された例もあります。

ですので、症状が長引く場合や痛みが強い場合は、専門の医師に相談することをおすすめします。

(骨折は指圧、整体の治療範囲外です。)

排尿困難や麻痺などがある場合は、直ぐに医師に相談してください。

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