
季節が変わると気になってくるのが「インフルエンザ」。
「毎年予防しているのに、なぜか自分だけかかりやすい…」そんな声をよく聞きます。
実は、弘前大学と大正製薬が共同で行った大規模調査により、
インフルエンザにかかりやすい人には共通の特徴が5つある ことが明らかになりました。
その5つのポイントをご紹介し、日常でできる予防法もお伝えします。
自分に当てはまる項目がないか、ぜひチェックしてみてください。
インフルエンザにかかりやすい人の5つの特徴
① 血糖が高めの人
血糖値が高い状態が続くと、血管や免疫細胞に負担がかかり、ウイルスへの抵抗力が低下してしまいます。
◆予防アドバイス
- 食後の軽い散歩で血糖の急上昇を抑える
- 主食を少しだけ減らし、タンパク質をしっかり摂る
- 「ゆっくり食べる」だけでも血糖は安定します
② 過去に肺炎にかかったことがある人
肺炎を経験すると、肺の機能が一時的・長期的に弱まり、
ウイルス感染の影響を受けやすくなるとされています。
◆予防アドバイス
- 深い呼吸を意識する(浅い呼吸は感染リスクUP)
- 猫背を改善し、胸郭が広がる姿勢をつくる
- 定期的に肺機能を高める軽い運動(背伸び・肩回しなど)
③ 睡眠不足の人
睡眠は“最強の免疫強化タイム”。睡眠不足になると、免疫細胞の働きが大きく低下します。
◆予防アドバイス
- 就寝1時間前のスマホ・PCを控える


- 湯船につかり自律神経をリセット
- 6〜7時間の「質の良い睡眠」を確保
④ 栄養不良の人
「食べているつもり」でも、栄養が偏っている方は要注意。
特に免疫を支えるタンパク質、ビタミンA・C・Dが不足すると、
粘膜の防御力が落ちてウイルスに感染しやすくなります。
◆予防アドバイス
- 主菜(肉・魚・卵)をしっかり摂る
- 発酵食品(納豆・味噌・ヨーグルト)を毎日
- きのこ類・鮭・卵はビタミンD補給に最適
⑤ アレルギーを持っている人
花粉症やアトピーなどアレルギーがあると、鼻や喉の粘膜が炎症を起こしやすく、バリア機能が弱まりがちです。
そのため、ウイルスが入りやすい状態になってしまいます。
◆予防アドバイス
- のど・鼻の乾燥を避ける(加湿、布マスク、こまめな水分補給)
- 腸内環境を整えアレルギー体質の炎症を和らげる
- 血流を改善し、粘膜の回復力を高める
まとめ:弱点を知れば、感染は防げる!
今回ご紹介した5つの特徴は、「体質だから変えられないもの」ではありません。
血糖の安定、睡眠、姿勢、呼吸、栄養、腸内環境。どれも 日々のちょっとした工夫 で改善できるポイントばかりです。インフルエンザが流行しやすい季節こそ
- 体を温める
- よく眠る
バランスよく食べる
これらを意識して、ウイルスに負けない身体作りをしていきましょう。
当院でも血流や自律神経を整える施術
- 呼吸改善や姿勢アドバイス
- 生活習慣の簡単な見直しサポート
などを行っております。
「自分はどのタイプかな?」と気になった方は、いつでもお気軽にご相談ください。

048-584-4250

バランスよく食べる