かんたんウォーキング法
週何回、一日何十分とかノルマを決めてウォーキングをされている方も多いと思います。しかし、私自身も経験がありますが、頑張ったり、気合を入れるほど長続きはしないものです。
では、どうするか?
初めのうちは5分歩くのも面倒ですよね?
ですから初めは、ウォーキングへの抵抗感を無くしていきます。
スーパーに行くとき、出入り口からちょっと遠目の所に車を止めて歩こう。デパートやショッピングモールなどで、ウィンドショッピングをしながら歩こう。
何でもいいんです。普段生活や、楽しいことの中にウォーキングを混ぜてみて下さい。
そのうち、ウォーキングが苦にならなくなり、楽しくなってきますよ。
歩きたくなったら
「腕を大きく振りましょう」とか「歩幅大きく颯爽と」など、ウォーキングをするとき色々言われることがありますが、私はそれをあまり重要視していません。
歩くことは人間の本能で、その時々の体の状態に一番ふさわしい歩き方を体は知っています。
次に挙げるのが、私の提案するウォーキング法です。
○自分が気持ちよく歩けるスピードで歩く
○歩く距離は、ちょっと物足りないくらいが目安
○歩き方は体に任せましょう、その時の一番いい歩き方をしてくれます
○気分の乗らないときは、ちょっとだけ歩いてみましょう
○気分が乗ってきたら続行、ダメな時は今日はおしまい
誰かと一緒だとペースが乱れます、だから一人で歩きましょう
入浴のちょっとしたコツ
家庭でできる一番の健康法は入浴です。一般の家庭に居あるお風呂で、かなりの健康効果を得ることができます。ただし、それにはちょっとしたコツがありますので、ご説明いたします。
○シャワーではなく、湯船にゆっくりつかりましょう。
シャワーでは体の表面だけしか暖まらず、体の芯は温まりません。
入浴後、温まった体表面から一気に熱が逃げてしまい、かえって体温が下がり、冷え性の原因の一つとなります。
体を芯まで温めるのならば、出来れば15分~20分位、汗をかくまでお湯につかる事が理想です。
○熱いお湯は避ける
寒いと熱いお湯に入りたくなりますがコレは逆効果です。
熱すぎると体に負担がかかり、長くつかっていられませんので、シャワー同様からだの表面しか温まりません。
○何回かに分けて湯船につかる
長時間お湯につかっていると、体の芯が温まる前にのぼせてしまいます。
ある程度体が温まったら、いったん湯船から出て体を洗うなどをして体の表面を少し冷やします。
コレを2.3回繰り返し行うと、体の心まで温まり、体の負担も少なくてすみます。
唐揚げの二度揚げをイメージしてみて下さい。
生活習慣病について
私の考える健康とは、過不足なく整っている状態。
そしてそれを努力して、維持するものだと思っています。
食事、運動、睡眠、そして仕事や休息もバランスが取れていれば、おのずと健康になります。
○早寝早起き
○腹八分目
○適度な運動
普段の生活で「ほどほど」を心がけ、これらの事を行っていれば、大体健康でいられます。
上に書いた3つの事は一見すると、子供でも聞いた事のあるようなものばかりで、ごく当たり前のことばかりなんですが、この当たり前の事が結構難しく、なかなか出来ません。
気合を入れ、今度こそ頑張ろうと思ったものほど長続きせず、三日坊主で終ってしまった経験はありませんか?
私もそうでした、いつも三日坊主で長続きしませんでした。
ここでも「ほどほど」が大事なんです。
あまり肩肘を張らず、力を抜いて適当にやってみると、案外長続きするものです。
「5分だけ早起きしてみる」「ご飯の盛りを少なめにしてみる」「とりあえず外に出てみる」こんなことだけでもいいんです。
いつの間にか、自然と行っている自分に気付けると思います。
とりあえず、健康のための一歩を、ほんの少しだけ踏み出してみて下さい。